花咲くいろは 感想

今までとは打って変わり、最近観たアニメの感想をば。

 

前々から気になっていた作品だった「花咲くいろは」。

観るきっかけになったのは、岡田麿里さんの著作『学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』を読んだからだ。

 

本を買ったのは、当時アニオタ全盛期だった中学生の私が「あの花」に出会ったのがきっかけ。

なんだこの作品げろげろ泣けるじゃん好きぃぃ」ってまんまとハマり、そこから岡田麿里さんのファンになった。(ファンです、って自分で言うのちょっとなんかあれだね。)

 

本文中に、この「花咲くいろは」のことも書かれていて、そこで岡田麿里さんが脚本を書いたことを知り、「まじか観てみるしかないじゃん」っていう勢いで観始めました。

ちなみに、アマゾンプライムで観ました。

 

↓以下、感想殴り書き。↓

 

・1話が完全にあの花だった…OPの入り方が歌詞ともマッチしていてびっくりした。ぞわっときた。

 

・温泉旅館の仲居さんという仕事は、高校生からみたら魅力的に見えると思った。ドラマチックだよね、ましてやホテルじゃなくって老舗旅館ともなると。

 

・アニメ後半(OPとEDが変わってから)は緒花たちの学生生活が中心になってしまったから、もっとお客さんとの絡みがあるお話が見たかったなぁと思った。

ただ、登場人物たちがメインになる回で、登場人物たちの見せ場が出来てよかったのかなとも思う。

個人的には、修学旅行の回のゆいなちゃん回が好き。高校生らしいと思う。テーマが。

 

・緒花が、「お母さんのせいで我慢をした、悲しかった」ということをさつきに打ち明けるシーンは、かわいいなぁと思った。年相応な人間味が出てよかった。ちゃんと困難にぶつかってる感が強くて。(最初、緒花の空気読めないキャラについていけなかったからかもしれない)

 

・10~12話が最高だった。緒花が東京で泣き崩れるところで涙腺死んだ。

なぜ泣いてるんだ、とミンチが聞いて、緒花が「わかんないよ!」と言いながらわんわん泣いているところ。

自分じゃまだ言葉にできないんだけど、やるせなくて、嫌になって、自分でコントロールできなくなってしまうの、あるよな、って共感した。

 

・東京で泣き崩れた後、親子3代で話をするシーンも感動した。

緒花と同じく、昔、母親(女将さん)に反抗していたさつきが、緒花に”ぼんぼっている”ことを分かったもらえた。

さつきはさつきで、女将さんが頑張っていることも認めているし、納得もしている。

結局はみんな、家族のつながりを大事にしていて、それを理解し合った・確認し合えた瞬間だと思うともう涙が止まらなかった。

あと、緒花の良さが表れた瞬間でもあった。さつきの仕事を認めたように、「良いところはすぐに認められる素直さ」は最大の魅力だと思う。それをさつきと女将さんは知ったんだと思うとね、よかったなぁ…(涙)っていう。

 

・タイトル名に関するセリフを、主人公が最終回でナレーションするのもまた良かった。「あの花」でもそうだったから、岡田磨里作品はいつもこんな感じなのかな?

最後の緒花のセリフでは、「今はまだ蕾だ」と言っていたけれど、タイトルは「花咲く」なのは一体なぜなのかなっていう疑問。あと、なんで「いろは」なんだろう?

仕事・友達・恋愛を一から学んでいく姿が描かれているからいろは?「花」は緒花のことだろうし。

 

 

岡田磨里節が効いた心打たれる良いお話だったと思います。めっちゃ好き。一気に最終話まで観てしまった。3日くらいで観終わった。

 

「マリーは「ねぇ泣いた??」って感じに聞いてくるから…」、みたいなアンチがいるらしいけど、それは別に気にならない。

むしろ、「はい泣きました、ありがとうございます」って言わせられるほど感動させられてしまうね。

 

きっと、扱ってるテーマや気持ちが尊いと感じるものだからなんじゃないかなぁって思います。

 

これから映画も観ます~